2009/11/28

甘いものは敵ではない

ある人の、ダイエット体験談です。

ダイエットとして、毎日ウォーキングを欠かさないで、一日3食バランスよく摂り、絶対に甘いものを食べないと決めて、我慢、我慢のダイエットを続けたそうです。はじめの2カ月は順調でしたが、急に甘いものを食べたくなって、その欲求に耐えられなくなってしまいました。

その反動で、それまでバランス良く摂っていた食事では物足りなく感じ、毎回の食事で大量に食べるようになってしまいました。それから、暴食を繰り返したことで、せっかくの成果も台無しになり、結局リバウンドしてしまったそうです。この人は、ダイエットとストレスは、深く関係しているのだと痛感したそうです。

甘いものはダイエットには禁物だと思って、ダイエットをしている人は多いでしょう。しかし、甘いものが大好きな人にとって、それを食べずにいるのは、かなりのストレスになるでしょう。
ストレスをためると、逆に毎回の食事を多く摂ってしまう危険性があります。だから、「絶対に」「必ず」などの過酷な計画を立てるのではなくて、少しずつ気持ちを入れ替えるようにしましょう。

たとえば、甘いものを絶対に食べないのではなく、カロリー控えめのデザートにしてみたり、プレーンヨーグルトに果物入れたりするのも良いでしょう。「1日○キロカロリー」と神経質になるよりも、食べ過ぎてしまったらその翌日はカロリーを控えるなど、長い目でみられるようにしましょう。

このように、短期間でダイエットを考えるのではなくて、長期間ゆっくり時間をかけて行なうことが最良の方法なのです。また、それが習慣になってくれば、太りにくい体質に変わっていくでしょう。

2009/11/21

ストレス太り

ストレスによって、過食に走ってしまった人の体験談です。

この人は、高校卒業後に就職して、不規則な生活や人間関係の悩みなどで、ストレスがたまり太ってしまったそうです。彼女は、悩み事があると、いつもお菓子を食べることでストレスを解消していたようです。食べてはいけない、と思うとイライラしてもっと食べてしまいます。それを繰り返し、どんどん太ってしまいました。

それから、やせないといけない、という想いから極端なダイエットをして、半年で20キロ減らしたそうです。でも、ガリガリになり過ぎてしまって、その姿は決して美しいものではありませんでした。

その後、仕事を変えてストレスをなくそうと、彼女がもっとも好きな写真関係の仕事につきました。そして、その仕事が楽しくて、ストレスもなくなったそうです。そのおかげで、暴飲暴食もなくなり、食事を自分で作るようになったり、時間をかけて食べたりしているそうです。

女性に多いのが、ストレスをためてしまったとき、食べることで解消しようとすることです。
ストレス解消のために、大好きなケーキを食べて忘れてしまう程度なら問題ありません。しかし、ドカ食いをして過食症となってしまう人も少なくないようです。

彼女は結局、仕事を自分の好きなものに変えて、ストレスそのものを消去したようです。ストレスがたまっている人は、しっかりと朝食を摂って、1日の食事バランスを考えることが大切です。ちゃんと朝食を摂ることによって、1日のバイオリズムが快調となり、体調も良くなって、ストレスも感じなくなりますよ。

2009/11/14

置き換えダイエット

ダイエットをするために、ダイエット食品を利用して、置き換えダイエットをしたことがある人も多いと思います。

置き換えダイエットは、食事の代わりに低カロリーのダイエット食品に置き換え、食事を制限するという方法です。この方法は、確実にやせると謳っていますが、実際に試してみると、そう簡単にはうまくいかないようです。それでは、置き換えダイエットを実際に試した人の体験談を紹介します。

ある女性は、成功率が高いと言われている、あるダイエット食品を利用して、置き換えダイエットを行ないました。ドリンクタイプとスープタイプを試したそうですが、どちらも鼻をつままないと食べられないくらいまずく、その上、匂いも苦手だったそうです。そのため、食事にとてもストレスがかかってしまい、長続きせずに失敗してしました。このダイエット食品を購入する額がかなりのものだったので、とっても後悔したそうです。

また、他の女性は、朝食の代わりにダイエットドリンクを飲んでいました。それまでは、ちゃんと朝食を摂っていたのですが、ダイエットを始めてから、頭が働かないような感じがして、仕事にも支障を及ぼしてしまいました。2週間ほど続けたのですが、頭痛やめまいが起こったり、顔が青白くなったりしたので、やせる効果が現れる前にやめたそうです。

簡単にやせるダイエット方法はないと思うので、広告の謳い文句にだまされずに、地道にコツコツと頑張ってやせるのが理想的ですね。

2009/11/07

低炭水化物ダイエットの罠・・・

「低炭水化物ダイエット」というダイエットを、聞いたことや試したことがある人は多いと思います。

この方法は、あまり安全なダイエット法ではないようです。
低炭水化物ダイエットとは、ご飯やパン、めん類をまったく食べないで、体内に貯蓄された皮下脂肪を消費させることによって、体重を減らすという方法です。
しかし、ここに、低炭水化物ダイエットの恐ろしい罠が潜んでいるそうです。

一切、ご飯やパンなどを食べてはいけない、という低炭水化物ダイエットのやり方は、生活習慣病につながる恐れがあるそうです。

炭水化物を摂らないでいると、糖質を減らすという効果がありますが、この糖質は実は脳にとって必要不可欠な栄養素のひとつなのです。ダイエットで、糖質を減らしてしまうと、脳にダメージを与えてしまい、偏頭痛を起こす人もいるそうです。

低炭水化物ダイエットでは、脂質やタンパク質などを摂取してもいいので、炭水化物を摂れない反動で、大量に動物性の食品を摂取してしまい、生活習慣病を招く恐れがあると言われています。
そして、とくに日本人にとっては、便秘になりやすくなる傾向があるようです。これは、日本人の腸の長さと関係があるそうです。また、たいてい日本人は、お米やラーメン、うどんなどのめん類が好きなので、炭水化物を食べてはいけない、というのはなかなか難しいです。

低炭水化物ダイエットは、短期間で体重を減らす効果はあるようですが、健康の面を考慮すると危険性が高い方法だと思います。やはりバランスの取れた食事で、健康的に実践できるダイエット法が、日本人に向いていると思いますよ。