2009/09/16

「もったいない」・・はダイエットに不要です

せっかくダイエットで食事に気をつけていても、家族が食べ残したものがもったいなくて、つい食べてしまっては意味がありません。また、子どもさんのために買い置きしてあるおやつを、こそこそと食べてしまったり、おやつの時間に子供さんと一緒に付き合ったりしていては、決められた一日の総カロリーを簡単に超えてしまいます。


「もったいない」という心はとても大切なことですが、ダイエットが必要だと自分で感じているのなら、それは別問題になります。食べ過ぎて持っている服がきつくなってしまって、大きいサイズの服を買わないといけなくなったり、糖尿病や生活習慣病などになって、高額な医療費がかかったりしたら、「もったいない」なんて言っていられません。



実際に、太ってくるといろいろな「もったいない」場面に出会います。やせるために高いダイエット食品を購入したり、ジムやエステに通うために高額な入会金を支払ったり、お金をかけることがどんどん増えていきます。
体重が増えて体が重たくなると、近所への買い物でも歩いて行くのが嫌になり、車やバスを使いたくなってきます。そうしていくうちに、足や腰が弱ってしまい、さらに歩けなくなってきます。そうなると、病院へ通うために交通費がかかってしまいます。これではお金がかかる一方です。


料理をたくさん作って、にぎやかな食卓にしたほうが良い、と思う人も多いでしょう。しかし、今の時代、全部残さずきれいに食べきることは、健康的に考えてあまり良いことではないのです。家族みんなが満足できる量があれば、なにも質素ではありません。余計に料理を作るほうが、「もったいない」のですよ。