2009/09/19

食の味付け・内容を変える

濃い味やこってりしたものが好きな人、甘いものに目がない人、つまり高カロリーの料理が好きな人にとって、ダイエットでそれらを制限されるのは、とてもつらいころだと思います。 食べてはいけないとわかっていても、それまでの食生活で決まった味の好みは、簡単に変えることは難しいでしょう。

糖尿病治療において食事制限を行なうときは、食事の味付けや内容など2週間をめどとして、少しずつ変えていくそうです。つまり、2週間かければ、さっぱりした味付けや油を減らした料理に、慣れることができるということです。

このような高カロリーの食べ物が好きな人が、ダイエットを始めようとするときは、まず2週間、食事の内容を自分で見直して、あっさりした味付けで低カロリーの食事を摂るようにしましょう。 また、調理の仕方を工夫することで、常にカロリーや油を減らすように心がけましょう。

ぜひこの期間に活用してもらいたいのが、カロリーブックと食べたものを書き残す日記帳です。食べたものを日記につけることで、自分がその日に食べたものがよくわかります。またそれと同時に、すべてを日記に書くことで、お菓子などの間食をしたくなったときに抑える効果もあります。カロリーブックは、いつも何気なく食べていたものが、どれほど高カロリーだったのか気づかせてくれるので、食事を見直すのに役立ちます。

少しずつ薄味に慣れることで、食べものの好みを変えていくことが大事です。ほとんど味付けをしなくても、素材の味だけで充分おいしい食べ物はたくさんあります。それらを利用して、さらに自分で食べやすいように工夫して、楽しみながらダイエットできたらいいですね。